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2015 SUPER FORMULA

Round2 Okayama International Circuit

  • Okayama International Circuit
  • 公式予選 5月23日(土) / 決勝レース 5月24日(日)  [68 Laps : 251.804 km]
    岡山国際サーキット : 3.703 km

Preview

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7年ぶりの開催、SF14初レース
SUPER FORMULA in OKAYAMA

第2戦岡山国際サーキット・マルチアングルプレビュー

やはりハードなレースとなった開幕戦鈴鹿。
燃料リストリクターの制限でタイムの飛躍はなかったが、
今シーズンがより一層の混戦であることが強調された。

続く第2戦は岡山国際サーキット。
ヨーロッパライクなテクニカルコースは、
技巧派や少々のミスを気にしないドライバーにはうってつけ。

また、岡山は7年ぶりのトップフォーミュラ開催。
SF14でのレースも初になる。
それだけにエンジニアとドライバーによるセッティング能力、
天候急変など突発事態への対応力が問われる。

正に何が起こるか分からない一戦、第2戦岡山。
この勝負をより楽しんでいただくため、
今回もマルチアングルから解説したプレビューをお届けしよう。

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Race Format

第2戦 岡山国際サーキット
決勝レース距離250km  (3.703 km × 68 Laps = 251.804 km)
予選方式ノックアウト予選方式
Q1(全車):20分間 → Q2(14台):7分間 → Q3(8台):7分間
タイヤ ブリヂストン製ワンメイク/ドライ、レインとも年間を通して1スペック
(2014年と同一)
タイヤ使用制限 ・ドライ(スリック):競技会期間中を通して6セット
 内訳:新品3セット。前戦等で使用した“持ち越し”タイヤ3セット
・ウェット:競技会期間中を通して4セット
決勝中のタイヤ交換義務なし
決勝中の給油作業義務なし
燃料最大流量
(燃料リストリクター)
90kg/h(122.3L/h)
オーバーテイク・システム最大燃料流量10kg/h増量(90kg/h→100kg/h)
20秒間作動×決勝レースを通して5回まで

備考(観戦のポイント)

燃料タンク容量: およそ90+L
* 上記満載時のガソリン重量 約70kg
* 燃料流量上限(リストリクター)90kg/hにおける燃料消費2.4km/Lと仮定した場合、レース完走に必要な燃料総量は約105L+低速周回3周分(ピット→グリッド/フォーメーションラップ〜ゴール→車両保管)
* 上記想定で1周あたりの消費量 約1.55L 重量にして約1.15kg
* 上記想定に基づく"ピットウィンドウ"(燃料補給のピットストップが1回の場合)は10〜59周の間のどこか、と見込まれる。(極端な燃料消費節約走行をしない、セーフティカー導入がない、という前提で)
* スタートをフルタンクとした場合、上記必要量まで補給するのに要する時間は推定6秒。
 燃料補給におけるガソリン流量が毎秒2.3L(1.7kg)程度と想定。
* ピットレーン作業者のうち1名が燃料補給を行う場合、許された残り3名でタイヤ交換(4輪)に要する時間は14秒程度。
* このタイヤ交換に要する時間、燃料補給装置を車両に接続し続けた場合、スタート時の燃料搭載量を14L(10.5kg)ほど減らすことが可能。
*上記想定値についてはいずれも実戦観察からの概算であって正確なものではない。あくまでレース観戦の参考までに。
レース中ピットレーン走行によるロスタイム: 約30秒(SF14でのレース実績が無いため他カテゴリーの状況などから概算した目安程度の値)
* コース長が短めなので1周のラップタイムの40%ほどの時間になる。ピットストップによって"消費"される時間はこれに作業の静止時間が加わり、タイヤ交換を行った場合はコースインしてから作動温度域に達するまでのロスタイムが加算される。